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INTRODUCTION

季節は 6 月。最後の家族旅行の想い出に――

旅先できまぐれに彷徨う女たちと、取り残される父。とある一家の「家庭の事情」を描く珠玉の 25 分。

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本作は、近年『クレマチスの窓辺』(永岡俊幸監督/2020年)『この日々が凪いだら』(常間地裕監督/2021年)『ストレージマン』(萬野達郎監督/2022年)など、出演作が多数公開され、 俳優・モデルとして活躍する瀬戸かほの初プロデュース作品。自身で主演と原案も務める。

家族の物語である本作では 瀬戸かほ、内田周作、石本径代、櫻井成美が最後の家族旅行をする一家を演じ、二見悠とミネオショウが旅先の街で出会う人物を演じる。

いずれも瀬戸が共演を熱望した個性的な俳優陣が揃った。

監督と脚本は、2022 年に劇場公開された瀬戸かほ主演作

『クレマチスの窓辺』以来のタッグを務めた永岡俊幸。
25分という短編映画ながら、色彩豊かな映像と個性的な登場人物たちが織り成す充実した作品に仕上がっている。

【第11回八王子Short Film映画祭 審査委員特別賞 受賞】

STORY

親戚の結婚式に来た岩田家。

この遠出は旅行を兼ねているが、各々が最後の家族旅行だと感じている。

長女・ 桃子(瀬戸かほ)は結婚間近、次女・桜子(櫻井成美)は海外へ留学。

そして、母・和美(石本径代)は離婚を考えている。

桃子は街で婚約者そっくりな男に出会い、桜子はフラメンコ教室に飛び込みで入って踊りを習う。そんな風に女たちが彷徨うように街へ繰り出していく中、ひとり宿に取り残された父・智(内田周作)。

果たしてこの家族旅行の顛末は...

【監督・共同脚本】

永岡俊幸(Toshiyuki Nagaoka)

1989 年生まれ、島根県出身。日本映画学校(現:日本映画大学)卒業後、映画やテレビドラマなどの助監督とし

て活動。2015 年から短編映画の制作を始め、2018 年制作の『オーロラ・グローリー』は、きりゅう映画祭、

日本芸術センター映像グランプリなどで入選。2022 年、地元島根で撮影した『クレマチスの窓辺』で劇場デ

ビューし、全国順次公開されている。その他、主な監督作に短編『つめたいあかり』がある。

【プロデューサー・原案・共同脚本】

瀬戸かほ(Kaho Seto)

1993 年11月11日生まれ。神奈川県出身。

2015 年に映画『orange -オレンジ-』でデビュー。映画、舞台、ウェブドラマで女優として活躍し、ミュージックビデオへの出演も多数。映画『リビングの女王』では第6回賢島映画祭にて助演女優賞受賞。

近年の劇場公開作として、『この日々が凪いだら』(常間地裕監督/2021年)、『クレマチスの窓辺』(永岡俊幸監督/2020年)、『神様のいるところ』(鈴木冴監督/2019年)、『ストレージマン』(萬野達郎監督/2022年)がある。本作で初原案・プロデュースをつとめる。

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